ペットの地震対策

災害に備えて

熊本地震、また大きな災害がおきました。

鹿児島県でも前震、本震発生時でも、緊急地震速報がけたたましくなり

恐怖を覚える揺れがありました。

そんな中、避難を余儀なくしなければいけない状況の中で

犬や猫など、ペットを飼っている方々にとっては、各避難所での

風当たりがあまりよろしく無いようです。

【熊本地震】「人の水もないのに犬に飲ませるのか？」　ペット同伴避難でトラブル相次ぐ　唯一のペット避難所は…（1/3ページ） - 産経ニュース

災害時にはどこの行政機関であれ、人命人間が最優先です。

どんなに異論を唱えても非常事態下ではそんな空気が流れるのが

想像できます。

災害は日本にいる以上どこにいても自分の身に降り注ぐ可能性が

あります。

家族であるペットを守るためには飼い主である自分自身が知識と

備えを準備し被災した時のシュミレーションを行うべきだと考えます。

災害時におけるペットの救護対策ガイドライン

この機会にペット飼育者は今一度、確認するべき内容です。

ただ、このガイドラインにある同行避難というのはあくまでも一緒に

避難するというものであり、避難所に同伴できるものでは無いようです

す。

この同行避難と同伴避難を混合している人が多くいる為に今回熊本では

トラブルがおきているようです。

避難所へのペットと同行避難について / 熊本市ホームページ

環境省が「ペット同行避難」を推奨しているのだから、災害時にはきっ

と避難所でもペットと一緒に受け入れてくれる、そう思っている方も多

いのではないでしょうか。

しかし残念ながら、それは間違った認識です。

ペット同行避難では、ペット同伴可の避難所以外では、同行したペット

たちは、基本人間と同じ避難スペース（居住スペース）に入る事はでき

ません。

ペットは基本、屋外もしくは人間の居住スペースとは別の場所

で留置され、人間の避難スペースとは異なる場所での待機となります。

また、同行避難の現実は厳しいようです。

今回の熊本地震でも、たくさんの人が共同生活を送る避難所において

ペットを飼育する場合も、避難所の居住スペース部分には、原則として

ペットの持ち込みは禁止されており、動物が苦手な人、アレルギーを

持っている人等への特別の配慮が求められます。

私自身も災害時において、にゃんずと離れて過ごす事は考えられません

し離れて過ごすつもりもありません。

しかし、アレルギーを持った人や動物が苦手な人も多くいます。

災害という大きなストレスがかかった状況の中で鳴き声や、匂い、

飛び散る体毛など、動物の存在が輪をかけてストレスになることが想像

出来ます。

そのような厳しい現状が今現実に起こっています。

明日は我が身、飼い主である自分は何が出来るのか。

自分が住んでいる地域の自治体にペット対応について確認しておくべき

です。

地域によっては同行避難さえも認めていない場合や、

ペットに関する災害対策を何ひとつとっていない場合もある為、事前の

確認はとても重要だと考えます。

また、人間の食料や、水が不足するということは、ペットの食料なども

不足するということです。

常日頃、ペットの非常時持ち出し品をピックアップし備蓄や用意は

必要だと考えます。

大切な家族であるペット守る為に…


追記

このような現状の中でも、私達ペットの飼い主に取って

民間団体である、ピースウィンズ・ジャパンと

竜之介動物動物病院は

勇気を与えてくれるアクションを起こしてくれてます。

熊本県内でペットを屋内に同伴出来る避難所は


NPO団体「ピースウィンズ・ジャパン」

ペット連れ・女性用避難所運営にご支援を熊本地震緊急支援　 - Yahoo!ネット募金

が益城町に設置したシェルターと

中央区本荘の「竜之介動物病院」

【熊本地震】ペット連れ被災者200人超受け入れ　動物病院が学んでいた「3.11の教訓」とは

の2箇所のようです。